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和歌山みかんの常田農園
常田農園は江戸時代からみかんの本場紀州でみかん作りをしている専業農家です。

常田家の当地での歴史は江戸時代の天保年間(1830〜1843)にさかのぼることが、地元のお寺の開帳に記されている。
時代は江戸時代3大改革、天保の改革の頃。
当時、常田村の代表的な存在であった初代当主は、徳川御三家紀州徳川藩への年貢の奉納を和歌山城まで徒歩と船を利用して献上していたらしい。

その後、4代目当主が病弱であったため5代目当主久吉が9歳の時に他界。(1893年頃)
耕作地もほとんどが人手に渡ったが、一念発起。
生糸生産の養蚕農業と、みかん農業を拡大。(1910年頃)
当時のみかんとはみかんのルーツとされる『八代みかん』だったと言う。

しかしながら、その後世界恐慌・繊維恐慌と続きついに養蚕農業を撤退。
現在の、専業みかん農家の形になったのは1930年頃、いまから約80年前である。

6代目当主剛、1958年3月、急逝(享年50歳)
7代目当主久夫、5代目当主久吉の元、みかん農業を引き継いでゆく。
これが、現在の常田農園の当主である。

以来50年以上、毎日畑に行き、土と樹と空と風と会話しながらみかん作りを続けている。

現在の生産品目はみかん(極早生・早生・中生・晩生)、国産レモン、はっさく、ネーブル、デコポン、ポンカン、はるみ、せとか、はるか、いよかん、柚子、花柚子、晩白柚、 チャンドラポメロ、を生産出荷。
総作付面積約3.5ヘクタール。

2002年、持続性の高い農業生産方式導入計画認定によりエコファーマー取得
(和歌山県知事認定 02132号)
環境にやさしい農業に取り組んでいます。

『食べて美味しい』みかん本来の味を追い求めて、肥料はすべて有機質肥料を使い、
農薬は出荷2ヶ月以前までに最低限に減らして栽培しています。

昔ながらの「甘くてすっぱい」味が濃縮されやすいように、小振りなみかん作りを基本に日々がんばっています。

春前の土作り、春先の開花、受粉から夏の摘果(まびき)、収穫まで、1年がんばって育てた、自信をもっておすすめできるかわいい子供達です。

『もいっこけえ』和歌山弁で『もう1個ちょうだい』の意味です。 どんどん食が進むみかんをぜひご賞味下さい。

和歌山県知事認定『エコファーマー』
和歌山県知事認定『シニアマイスター』

ショップ名
和歌山みかんの常田農園